能率手帳ゴールドのつかいかた 自己管理からアイデア創出のツールへ

能率手帳ゴールドをつかっている。

トラディショナルで保守的なフォーマット。「オッサン手帳」と揶揄されもする能率手帳。

しかし、古くささが一周してしまうとそれは伝統となり、歴史となる。

近年の手帳ブームで能率手帳ゴールドは再評価された感あり。

インスタグラムで「#能率手帳ゴールド」で検索してみると。

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おっさんのための質実剛健な能率手帳ゴールドが、なんだかおしゃれツールになってる。

女性ユーザーが多いことにおどろく。トラベラーズノートやモレスキンなど「なんだかいい雰囲気の手帳」はずいぶんと増えたが、そういった「オシャレ感」とは無縁であるはずの能率手帳がなぜこれほど人気なのか。

それはこの手帳が「本物」だから。表紙の皮革、中の紙、小口に塗った金。最高級の素材を、ハイレベルな製本技術で仕上げたこの手帳からは、「オシャレ感」ではなく「本物感」がただよう。

手に持って、パラパラめくるだけで生まれるこの満足感。他の手帳では得られない。

ぼくは2015年から能率手帳ゴールドをつかいはじめ、2016年もつかい、2017年もつかう予定だ(つかわなかった)。

ここでは、2016年9月現在の能率手帳ゴールドのつかいかたをまとめてみたい。

2016年の能率手帳ゴールドはこうつかっている

裏表紙にボールペンをさせばいつでもメモできる

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▲2016年版の能率手帳ゴールド。書き込むペンは、カランダッシュの油性ボールペンのみ、と決めている。

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▲「書きたいときにペンがない問題」は裏表紙にカランダッシュをさして解決。

表紙の皮革は多少痛むが、破れるまではいかないのは2015能率手帳ゴールドで実証済み。紙とペンは合体させておきたい。別の場所にあると「アイデアがひらめいたけど書くのがめんどう」となってしまう。

手帳をつかいこなすには、メモへのハードルをいかに下げるかだ。

見返しには結局なにも書かなかった

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▲見返しには2016年の抱負を書いて毎朝確認しようと考えていたものの、書く文章をアウトライナーで編集しているうちに「アウトライナーを読めばいいじゃない?」ということに。

年初の抱負といえど、日々気づきを加えて変化していくのでそのほうが都合がいい。でもやはり見返しにはなにかを書いておきたい。2017年はどうするか検討しよう。

月間予定表には習慣を記録していたが

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▲能率手帳ゴールドの特長のひとつ、月間予定表。ガントチャート形式であるため、使いこなしはなかなかむずかしい。

習慣として続けたいことを書き込んでいたが、現在これはB5ノートに移行したので、能率手帳ゴールドの月間予定表をどうするかは考え中だ。

週間予定表は自己管理からアイデア創出へ

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▲週間予定表の使い方は、なんだか定まっていない。これは、iPhoneのタスク管理アプリ「たすくま」で、各プロジェクトにどのぐらい時間をつかったかを出力し、それを書き込んだページ。

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▲こっちは,見開きを90度回転させ、バーチカル的に行動を記録したページ。自己管理のツールとして、能率手帳ゴールドをつかっていたわけだが、そういった役割はB5ノートに移行したので、能率手帳ゴールドには別の役割を与えたい。

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▲今後、メインの用途としていきたいと試行錯誤しているのが、B5ノートに書いたアイデアをすくいあげる「メタノート」だ。

B5ノートはけっこうな量を消費するんだけど、そこに書いてあることは玉石混合なので、情報の密度としては薄い。そこで、定期的に読み返し、いいなと思ったアイデアは能率手帳ゴールドにすくい上げる、ということをしてみたい。

上の写真は読書ノートに書いた「嫌われる勇気」のメモを、さらに凝縮してまとめたもの。

「メタノート」とは、外山滋比古の「思考の整理学」で言及されているノートのつかいかた。

他者が手帳をどう使っているのかを見るのが大好きだ

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▲能率手帳を販売しているJMAMの「みんなの手帳部」というコンテンツ、おもしろい。

他者がどう手帳をつかっているのか。これほどおもしろいコンテンツはない。こんな記事はもういつまでも読んでしまう。

▲2018年版。

▲手帳本の名作。絶版。Kindleがないのが惜しい。中古でも入手して読んでおきたい一冊。

おしまい