完全無欠コーヒー(バターコーヒー)を飲むだけでやせるなんて誰がいった?

完全無欠コーヒー(バターコーヒー)を飲んでいる。コーヒーとグラスフェッドバターとMCTオイルを混ぜ、安全な甘味料などを加えた飲みもの。

「シリコンバレー式 自分を変える最強の食事」という本で紹介され、アメリカでブレイクし、日本でも実践する人が増えているそうな。ググってみると、飲むだけで激ヤセする! みたいな紹介もされているが、実際どうなのか。

結論を先に書くと、完全無欠コーヒー飲むだけではやせない。やせるかどうかはカロリー収支。カロリーのインが多いなら太るし、アウトが多いならやせる。

いつもの朝食にバター入れたコーヒーをプラスしたら、カロリーアップで太るかも。

1日に0.5kgやせていくダイエットの本質は

完全無欠コーヒーを紹介している「シリコンバレー式〜」では、断続的ファスティングをすすめている。

食事時間を、一日のうちの6〜8時間におさめる断食法。朝食を抜くのが一般的。12時にその日の最初の食事をとったとすると、18〜20時には、食事を終えることとなる。

断続的ファスティングは、プチ断食、半日断食などとも呼ばれる。筋トレと組み合わせたリーンゲインズ法というのもある。

断続的ファスティングがカラダにいいことは確実だそうで。エビデンスも豊富。日本でも、古くから「甲田式」という健康法で提唱されている。

現代人は食べすぎ。なにかをプラスするより、まず減らせ、と。

そもそも、ダイエットしたい人は食べ過ぎでカロリーオーバーなわけで。一食抜くだけでカロリーを大きく抑えることができる。

食べ過ぎな人が1日の8時間以内に、しかも「シリコンバレー式 自分を変える最強の食事」で紹介されているようなローリスクな食事にすれば、それはもうぐんぐんやせる。

「シリコンバレー式〜」で、1日に0.5kgやせていくという記述はそれを指しているのであって、完全無欠コーヒー飲んだからやせた、ということではない。

「カロリー計算不要」=「なにをどれだけ食べてもいい」ではない

しかし、食いしん坊には朝食抜くのがとてもつらい。ぼくもそうだからよくわかる。

朝メシ食えないなんて、朝起きる価値がない。腹が減りすぎて、昼食まで頭が回らず、午前はまったく仕事にならなかったり。

そこへ、完全無欠コーヒー。バターの栄養とMCTオイルとカフェインで、空腹をまぎらわせつつ、脳が働くようになる、というわけ。

朝食を完全無欠コーヒーだけにしてみるとわかるが、これは効果がある。朝飯食べてなくても脳が回る。コーヒーだけだとこうはいかないから、MCTオイルの中鎖脂肪酸がいい仕事してるんだろう。

「シリコンバレー式〜」では、カロリー計算なんて不要だよ、と説く。これまでカロリーオーバーだった人が、朝食を抜き、本書で提案するようなローリスクな食事をとり、しかも食事時間を6〜8時間におさめれば、大幅に摂取カロリーが減るので、計算するまでもない、という意味。

たとえ8時間以内におさめても、そこにオーバーカロリーをつめこんでいたらやせない。

カロリーオーバーになるかどうかはけっこうシビア。その菓子パンを食べなきゃ今日はマイナスだったのに、というぐらいシビア。

だから、朝食は完全無欠コーヒーだけなのにやせないな、という人は、やはりカロリー計算してみるのがダイエットの近道。

○○するだけでやせる、というダイエットはだいたいウソ

ただ飲むだけでやせる、という都合のいいダイエット食品はみんなウソ。

完全無欠コーヒー飲むだけでやせる、というのも大ウソ。

脂肪を落としてやせるにはカロリー収支をマイナスにするしかない。これまで食べ過ぎな人がやせるには空腹に耐えなければならない。

空腹をまぎらわせつつ、脳の働きを落とさない。そのための飲みものが完全無欠コーヒー、というわけ。

▲完全無欠コーヒーの原典はこの本。

批判も多いが、書いてあることは著者が自分のカラダをハックした(調べた)結果。誰もがこれをやらなければならないわけじゃない。

オレも自分のカラダをハックしてみよう! という好奇心をかき立てるのが、正しい読み方。

▲完全無欠コーヒーに入れるバターはグラスフェッドバター推奨。

日本で手に入る、最も安いグラスフェッドバターはこれ。

▲5kgのバター塊は大きすぎるな、というときに

▲200gのグラスフェッドバター由来のギーとココナッツオイル瓶入り。

完全無欠コーヒー作るならこれがいちばん手軽

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おしまい