文房具

グラフギア1000は理想のシャーペンに近いんだけどさがせばもっといいシャーペンがあるんじゃね?

▲シャープペンシルをつかう機会が増えました。

ノートはほぼすべてシャーペンで書いています。時間軸の管理は細かな書き込みが多く、修正することがあるので、他のペンは考えられません。

ラクガキ、なぐり書きにもシャーペンは適しています。ボールペン、万年筆などは、書き出しのかすれや空振りが気になることがありますが、シャーペンにはそれはありません。

インクが乾くまでまつ必要もありません。水に濡れても、紙が破れない限りは字を読むことができます。

焼成してかためた黒鉛である芯を、紙の表面にすりつけて描線とするときの感触は、とてもいいものです。

学生の道具だろう、と考えていたシャーペンにこれほどの利点があることに改めて気づいたわけです。

すると当然、もっといい一本がほしくなってくるわけで。

重箱のスミをつつくような、グラフギア1000への3つの指摘

▲今つかっているシャーペンは、ぺんてるの「グラフギア1000」です。

以下に、記事を書きました。

関連記事>ペンは“タフ”で“単機能”なやつを選べ! 10年つかえるボールペンとシャープペンはこれだ!|ここはまかせろ先に行け

▲グラフギア1000。ペン先を保護するギミックを、高い工作精度でくみ上げた、シャーペンの名作です。

複雑な構造でパーツが多く、しかも全身ほぼ金属製なので、シャーペンとしてはかなりヘビーであり、ユーザーを選ぶ一本といえましょう。

重いペンが好きな方には、とても相性がいいのではないでしょうか。店頭で是非手にとって、その精巧なギミックや書き心地を試してみてください。

しかしながら、一日中グラフギア1000で書いていると、かすかな欠点が気になるようになってきました。

いえ、欠点とまでいってしまうとグラフギア1000に申し訳ありませんね。

普通なら気にならない、ワタクシ個人の病的なこだわりによる、重箱のスミをつつくような指摘です。

3点あります。

まず、わずかに“軋む”こと。

グラフギア1000のグリップ上部には窓がついていて、回転させて芯の濃さを表示させることができます。

▲これですね。この構造のせいで、ペンを握っているときに、かすかですが、軋むことがあります。

次に、わずかに“しなる”こと。

グラフギア1000は金属製なので、剛性は高いのですが、それでもわずかにしなります。これは、ワタクシのペンを握る力が強すぎるためかもしれません。なにしろ、先の関連記事にもあるように、それなりの値段がするファーバーカステルのエモーションをへし折ってしまったこともあるので。

筆記中に、ペンが軋んでしなると、もうそれだけで集中力が削がれてしまうのです。ストレスが高まってくると、ペンを強くにぎるクセがあるので、それでガタがきてるのかもしれません。

そして最後に、デザインが少しうるさい。

▲ペン先、グリップ、芯の濃さ表記窓、黒いライン、そしてクリップ。それぞれが主張しすぎなのです。

常に手元に置き、手にする道具としては、あともう少しシンプルだといいのに。

昨今の高機能シャーペンには惹かれない

グラフギア1000は理想に近いシャーペンなのですが、わずかに軋む、わずかにしなる、少しデザインがうるさい、というとても細かなことが気になるのです。

ひょっとしたらもっといいシャーペンがあるのかも、ということで文房具店に足を運ぶと、それはもうすごいことになっていますね。

クルトガなどは、なんど試し書きしても不思議な感じですし、オレンズの0.2mmというのは驚愕の細さです。

▲オレンズといえば、まだ店頭でも見たことがない「オレンズネロ」はいろいろとスゴいそうですね。試し書きぐらいしてみたいが、どこ行ってもありません。

▲オレンズのメタルグリップは購入して試したことがあるのですが、ワタクシとは相性が悪かったようです。

金属のパイプで紙面を削るような感触が、好きになれませんでした。

それにしても、昨今のシャープペンシルは超絶に進化しています。しかしながら、プラスチック製でカラフルで、複雑高機能なそれらを手にして思うのは、

「オレにはいらんわ」

と。

どれほど性能が高まろうと、フェロモンがないから、惹かれないのです。

高機能でも多機能でもなく、ひたすらにタフでシンプルで、フェロモンがあふれていて、毎日つかっても10年はもつシャーペンがほしいのです。

そういうペンはないのだろうか。……あっ、そういえば!

カランダッシュはエクリドールのシャーペンってどうなの?

カランダッシュのエクリドールがあるじゃないか!

▲カランダッシュのエクリドールのボールペン。柄はレトロです。

先の関連記事で紹介していますが、もう10年近くつかっています。

▲天冠は、カランダッシュの頭文字をデザインした旧タイプ。

▲ずいぶんと黒ずんできて、いい雰囲気です。

このボールペンがもう、ひたすらにタフで、、シンプルで、いいのです。

本体は、シルバープレート(合金に銀メッキしたもの)製の一本の筒で、分割がない構造です。

▲どれだけ力を込めてにぎっても、両手でへし折ろうとしても、ビクともしません。

このタフさ。

エクリドールのシャーペンなら、理想に最も近いのではないか。

さらには。

ボールペンとシャーペンをエクリドールでそろえれば、筆箱がものすごくカッコよくなるのではないか。

▲現在の筆箱に入っているスタメンのペンです。

グラフギア1000をエクリドールにおきかえたら、さぞカッコいいことでしょう。

ついでに、赤の安物ボールペンもエクリドールにしたら、あまりのカッコよさに仕事がすすむかも。

しかし!

調べてみたら、エクリドールのシャーペンは芯の太さが0.7mmしかないそうで。

エクリドールのXSというシリーズは0.5mmだったそうですが、すでに製造終了。デッドストックをさがそうかと思いましたが、XSはただでさえ短めのエクリドールをさらに短くしたシリーズなのです。

▲ワタクシとエクリドールの図。エクリドールで実用ギリギリの長さです。

XSとなると実用性が疑問なので、あきらめることにしました。

というわけで、理想的なシャーペン探索はひとまず頓挫。一本筒構造で、軋まないしならないシャーペンをご存じでしたらお教えください。

おしまい。

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