サラダチキンよりも全然うまい鶏胸肉のふんわりやわらかレシピ 塩と水と炊飯器で簡単にできる

2017年8月14日更新

安くて、高タンパク低カロリーで、筋トレ者にはありがたい食材、それは鶏胸肉。しかし、普通に調理してしまうと、かたくてパサパサになり、なかなかに食べにくい食材だ。

鶏胸肉を柔らかく調理できないか。ここ数年、その研究を続けてきましたが、「これだ!」という調理法を編み出したので、それをまとめてみたい。

正直、こいつはうまいよ。自信作。最近はもうこの鶏胸肉ばかり食べてる。

材料は鶏胸肉と塩と水だけ

食材は以下のとおり。

  • 鶏胸肉 4枚
  • 水 800ml
  • 塩 10g

以上です。道具は、5合を炊ける炊飯器が必要。では早速はじめよう。

▲水を火にかけておく。

▲鶏胸肉は室温にもどし(冬なら冷蔵庫から出して2時間以上)、皮をとり、フォークで突いて穴をあけておく。面倒ならフォーク突きはしなくても可。

▲炊飯器の釜に鶏肉を投入する。5合炊きの釜だと、一度に4枚を調理できる。

▲炊飯器にセットして沸騰したお湯を注ごう。

▲塩を投入する。ここで、チューブしょうがやチューブにんにくを適当にほうりこむのもアリだ。

胸肉1枚あたり2.5gの計算です。これでもけっこうしっかり味がつくので、はじめは少量から加減してよう。

▲「保温」にセットする。炊飯ではなく保温ね。まちがって「炊飯」にすると普通にまずい茹で鶏が一丁上がりだよ。

保温時間は100分程度。キッチンタイマーなどをつかうといい。

100分経過した時点で、レアっぽいが食べても当たらないぐらいのギリギリ、まで火が通ってるはず。この時点で、釜を取り出し、自然に冷ましてもいい。ぼくはこのぐらいが好き。

あるいは、100分経過後は電源を切り、釜をセットしたまま1時間程度放置すれば、しっかりと火が通る。レア感がイヤならここまでやればいいだろう。

▲もう冷めたかな。

▲手袋をして、手で裂いていく。

スープはあとでつかうので捨てないように。

▲こんな感じ。

できるだけ、鶏胸肉の筋繊維にそって、ふんわりとほぐすように裂く。

容器にラップをしいているのは使用後の洗浄を楽にするためだ。

▲スープを注ぐ。

▲裂いた肉がひたるぐらい。

▲完成。冷蔵庫で保管しよう。

ふんわりやわらか鶏胸肉を食べてみる

▲では、さっそく食べてみようか。

今回の献立は、

  • 白米
  • 豆腐とネギの味噌汁
  • ふんわりやわらか鶏胸肉
  • 自家製切り干し大根のキムチ

だ。

▲うすい塩のみのシンプルな味つけ。

まずはこのまま、なにもつけず食べてみよう。

▲ふわりとやわらかく、口の中で鶏胸肉の繊維がほぐれていく。

「えっ!? これがあの食べにくい鶏胸肉?」

とおどろくことだろう。

鶏胸肉は淡泊なため、濃い味付けをしないと食べにくい印象があるが、このレシピだと意外に鶏のうま味が濃く、薄い塩のみでごはん何杯もいけるほど。

変化をつけたくなったら、少量のわさびと醤油、ブルドッグソース、ポン酢などがおすすめ。

スープにも鶏のうま味がとけだしているので、野菜などを入れて煮ればうまい鶏スープとなる。

鶏胸肉をやわらかく調理するポイントはこれだ

このレシピのポイントは「低温で長時間」だ。

冷蔵庫から出して、しばらく放置して室温にもどし、低温でじっくりと加熱する。これは、鶏胸肉に限らず、肉をうまく調理するポイント。

とくに鶏胸肉はちょっとでも熱をとおしすぎると筋繊維がかたく固着し、食べることが苦痛となる。

それを防ぐために、直接火にかけることはさけて、炊飯器の保温機能で長時間、低温でゆっくりと加熱するわけ。

包丁で切らずに、手で裂くのは、鶏胸肉の筋繊維が固着してかたくなるのを防ぐためだ。

さらに、スープにつけておくことで、ジューシーさをたもち、うま味も増す。サラダチキンより、全然うまいよ。

おしまい。