大腸内視鏡検査をはじめて受けたので状況をメモしておく

2017年8月13日

(2017年3月17日更新 検査結果を聞いてきたので追記しました)

大腸内視鏡検査をはじめて受けた。前日の準備については以下に。

[clink url=”http://blog.ryouzan.com/colonoscopy/”]

検査日の流れは、午前に病院に行き、2時間かけて下剤を飲み、便を出して腸内をきれいにし、午後から検査実施というもの。

ニフレックがまずい! もう一杯!?

▲受付をすませてとおされた部屋。あらなんだかいい感じ。

▲看護師さんからわたされたトランクス。検査直前になったらはきかえるように、とのこと。

▲お尻の部分に穴があいている。

ここから内視鏡を肛門にさしこむわけか。

▲下剤。まずいとウワサのニフレックが2リットル。今から2時間かけてこいつを飲み干すのか。

ひと口味見。

そうまずくもない、と思ったら。

なんともいえない微妙なまずさがボディーブローのようにきいてくる。飲んでも飲んでもなくならず、最後はもうキツかった。

「水様便」になれば検査の準備オッケー

看護師さんからは便の状態を示す写真もわたされた。

下剤が効き、便が出きって、水のような便、つまり「水様便」になれば検査の準備が完了だ。

7回ほどトイレに行った。6回目でも水様便にならなかったので、

「これどうしようひょっとしてニフレック追加?」

とおそれてたら7回目で完全に水様便だったのでひと安心。

ついに検査開始 内視鏡が体内に

検査の時間が近づくにつれ、

肛門からカメラ入れるなんてよく考えたらメチャ怖いよな?

と怖くなってくるが、大腸の異常を放置するほうが怖いのでじっとガマン。そのうち看護師さんがむかえにきた。

「手術室」と表示のある部屋に入る。

手術!? これ手術なのか。そういえば同意書も書いたしな。

▲で、この姿勢でベッドに横たわる。

「カメラが奥まで入ったら、腸の動きを止める薬を肩に注射します」

と看護師さん。

マジかー。どっちかというと内視鏡入れるより注射のほうが怖い。オレ注射ダメなんだよなー。しかも肩って、肩に針刺すわけ? マジで?

……しかし、いつまでたっても検査がはじまらない。殺すならはやく殺せ! でも注射はやめて!

とか考えてたら10分ぐらいしてお医者さんがやっと登場し、おもむろにおしりから内視鏡が入ってきた。

内視鏡が大腸カーブを通過するときはけっこうな痛みが

スルスルとチューブ状のものが入ってくる感触です。そんなに痛くもないな、と思ってたら突然けっこうな痛みが!

▲wikipediaより大腸のようす。

9番が肛門、そこから8番までが直腸、7番から5番あたりが大腸だ。

カーブがきついところがいくつかあるが、そこは内視鏡が腸の内壁にあたるため、痛い。

急に激しい便意におそわれた、ぐらいに痛む。

看護師さんが背中をさすったり、おなかに手を当ててくれたりして、それでいくらか気がまぎれた。

ひたすらに「早く終われ」と念じつつ腹の痛みに耐える。

看護師さんからは、腹の中に空気が入るから出していい、つまり屁をこいていい、とあらかじめ告げられていて、

「いやー、とはいえ見ず知らずの人のまえで屁はこけんわ」

と思ったが、もうそんな余裕はなく、こけるものはなんでもこいてやるわ! ぐらいの苦痛だが、そもそも肛門は内視鏡でフタをされているので出るものも出ないという地獄だった。

ピロリロー! ミッション完了! みたいな電子音 しかし地獄はそこからだった

そんなこんなで10分ぐらい経過したか。室内に「ピロリロリー!」と電子音がひびきわたりました。

ミッション完了。はいおつかれ! みたいな音。

あー、終わりかー、やれやれ。と思ったら。

お医者さん「はい奥までとどきました注射打って」

終わりどころかこれから検査本番なのでした。そういえば注射さえ打ってないのに検査が終わるわけないか。

注射はとても痛かった。

ポリープ発見 「焼きますね」

そこからあおむけになったり反対側むいたり、内視鏡を出し入れしていく。

内視鏡から空気を入れたりするようで、急におなかが張ってきて痛みが走ったり。

で、ポリープが見つかった。

「小さ、……くはないですね。中くらいかな。焼きますね」

焼く? ポリープを? 熱くないの? オレの腸の中だよ? ちょっとまって心の準備がまだ!

室内があわただしくなります。看護師さんがトランクスをまくり、大腿部になにか貼り付けました。

3、2、1、ゴー!

……終わったか。とくに熱くはない。心臓止まるほど怖かったけど。

もうしばらく内視鏡が動いて、やがてスポッと抜けた。

お、終わった!

大腸に特に異常はない、便の潜血の原因は今回のポリープではなく「痔」でしょう、とお医者さん。

え、オレ痔なの? そういえば排便のときちょっと痛むことあるけど。

告げられた新たな事実にちょっとショックを受けつつ、30分ぐらい別室で休憩して、着替えて会計をすませて今日は完了。19,000円ほど。

後日、検査結果をききにこいとのこと。

痔かー。治るのかな。

病院の世話にはなりたくないから病院に行く

病院がきらいだ。注射がきらいなので、健診でさえ行きたくない。

しかし、将来、病院の世話になるのを減らすため、おのれにむち打って、病院に行く。

健康寿命をできるだけ長くしたい。

▲検査前、下剤を飲みつつ、この部屋でまち、何度かトイレに行ったのですが、周囲の病室からいろんな音が聞こえてくるのだ。

「アッ、アッ、アッ、アッ」という誰かのうめき声が、1時間ぐらい途切れなかったり。

ゴンゴン、ゴンゴン、というなにかをたたく音が、これまたずっと定期的にきこえてきたり。

病室を移動するとき、目を背けたくなるような患者さんの姿が視界に入ってきたり。

将来、自分もカラダを悪くして病院の世話になるのが恐怖だ。

たとえば、喫煙者が

「タバコやめるぐらいならガンになってスパッと死んでやるよ」

と気軽に言うけど、実際にガンにかかると、その苦痛は想像を絶するそうで。

あまりの痛みに、タバコを吸い続けたことを泣いて後悔する患者さんもいるとか。

そんなふうに、闘病生活を送るのが恐怖なのだ。

とはいえ、近い将来、手厚い医療を誰もが受けることができる今の医療システムは崩壊するだろう。

そうなったら、治療を受けながら闘病することはできない。死ぬだけだ。

それもさけたい。健康寿命を長くしたい。

そのために、きらいな病院には定期的に行くし、今回はたまたまポリープを見つけることができたが、これからは人間ドックも検討したほうがいいかな、と考えている。

大腸内視鏡検査の結果は「大腸腺腫」だった

2017年3月16日、検査結果をきいてきた。

見つかって焼いたポリープの組織を調べた結果、「大腸腺腫」というものでした。以下、お医者さんの説明。

大腸腺腫はガンでもなく、良性のポリープでもなく、その中間ぐらいのポジション。

放置すると、消えることもあるし、ガンになることもある。

できやすい人は大腸腺腫がいくつもできる。

来年あたりにもう一度、大腸内視鏡検査を行い、またできてるかどうかを検査すると万全だよ。

またあれやるの?……せめて5年後ぐらいじゃダメなのかな……

おしまい。