上司が無能で仕事がキツい? それ最高の環境だし大きなチャンスだよ!

仕事がら、さまざまなお取引先の方とおつきあいがあって、最近は某産廃処理業者の若き営業パーソンAくんの話がおもしろい。

「課長がぜんぜんダメなんスよ。無能なんスよあのひと」

「雑な仕事を丸投げしてくるし、指示はブレブレだし、なんであれで課長なんかしてんスかね?」

そうぼやきながらもAくんは一生懸命に仕事に取り組んでいる。

仕事の丸投げもブレブレの指示も現場なら当然だ

Aくんの課長が本当に無能なのかどうかは、わからない。

部下にどうやって仕事させるかは、そのリーダーにやりかたがあるからだ。

ちょっと大きな企業の課長ともなれば、多忙ゆえに、ざっくりとさばいた案件を部下に丸投げしていくような人もいる。

状況に応じて方針をころころ変えるのは当然のことで、上層の指示を課長は現場に伝えなければならない。

現場からすれば

「えー昨日とぜんぜん違う指示じゃん」

という愚痴も出るわけだが。

上司が有能でも無能でもラッキーなAくん

責任は課長のオレがとってやる。権限は移譲するから好きに料理しろ。

Aくんの課長はそんな人かもしれない。

本当に無能なのかもしれない。

いずれにせよ、Aくんはラッキーだ。

丸投げされた案件を、なんとか自分の力でさばくうちに、仕事力がメキメキと上がるからだ。実際、上がっている。

カン・ユー大尉のような上司は実際にけっこういる

有能な課長なら、Aくんが達成した成果をAくんのものとして認めてくれるだろう。

無能な課長なら、成果だけ、自分のものとするかもしれない。リスクはすべて部下に負わせ、失敗したら部下の責任。成功したら自分の功績。よくできた漫画のようだが、そんなカン・ユーのような人は本当にいるからね。

しかも、レアじゃなくて、けっこういる。

▲カン・ユー大尉。「装甲騎兵ボトムズ」より。

とても味わい深い、いいキャラだ。

無能な上司から仕事を丸投げされても、Aくんはラッキーだと書いた。

失敗の責任を負わされても、成功の功績を横取りされても、ラッキーだ。失敗にせよ成功にせよ、経験値をつめるんだから。

カン・ユー課長の仕打ちは授業料と割り切り、さっさと力をつけて会社やめて起業するなり転職するなりして、復讐すればいい。

いじけて、居酒屋でカン・ユー課長をグチるようなリーマンになってはダメだよ。

▲装甲騎兵ボトムズ。リアルタイム放映時は小学生だったのでこのアニメの本当の魅力はわからなかったが、今ならば。

3年に一度ぐらい、テレビ版からOVAから外伝まで全部見返すが何度観てもおもしろい。

一番好きなのはサンサ編です。

おしまい。