システム手帳を再びつかうために驚異的な薄さのバインダー「ルフト」を買った

最薄のシステム手帳バインダー、「ルフト」を買った。システム手帳をつかうのはひさしぶり。

ルフトとはどんな手帳なのか。また、なぜ今になってシステム手帳をつかうのか。

薄さのためにすべてを削ぎ落としたシステム手帳「ルフト」

▲ルフトのメーカーはノックスブレイン。

ノックスブレインといえば、システム手帳のメーカーとしては老舗だ。

数年前に製品ラインナップをリニューアルしてバクをトレードマークにしたとき、新製品のバインダーが微妙なのばかりで「これはどうなるのか」と心配だったが、その後堅実な方向に舵を切り直したようで、ホッとしている。

▲開けてみよう。

ルフト、バイブルサイズ、スムースレザーのブラックだ。

▲黒革にゴールドのバックプレートのコンビネーションが「能率手帳ゴールド」のような雰囲気を醸しだす。

由緒正しいオッサン手帳のたたずまい。

▲このバックプレート、ルフトのデザイン上のワンポイントでもあり、システム手帳のバインダーとしては驚異的な薄さを実現するためのカナメとなるパーツでもある。

▲シンプルな一枚の革を、バインダー金具とバックプレートで挟み込んだ構造だ。

通常のバインダーは、ここが複雑な構造なので、どうしても分厚くなってしまう。

▲内側。

通常のシステム手帳は、カードを入れるポケットやスリットのために分厚くなってしまうが、ルフトは薄さを優先するため、それらをそぎ落とした。

リングのカタチが表面に浮き出るのを防ぐ「あて革」まで省略したのは英断だ。

つかっているうちに、カバー表面にリングの形があばらのように浮き出てくるはず。しかし、それを防ぐよりも薄さを優先した。

薄いだけでなく、軽く、開きもいいのが特長だ。

「ルフト」を通常のシステム手帳と比べてみる

▲ルフトがどれほど薄いか、通常のシステム手帳と比べてみよう。

左は、アシュフォードの「ローファー」だ。

「通常の」と書いたが、これリング径が30mm。バイブルサイズはリング径20mm前後が標準なので、ヘビー級のバインダーではある。

▲開いたところ。

▲もうぜんぜん違う。

ローファーのほうは、大きいだけに収容能力は一級だ。

バイブルサイズ、という同一フォーマットでありながら、用途によってこれだけ異なる大きさの手帳を選ぶことができるのは、システム手帳のおもしろいところだろう。

▲ところで、ローファーには銀行の通帳やカードや様々な小物を収納していたが、システム手帳を再開するにあたり、その役目はリフィル保存用のプラスチックのバインダーにゆずった。

こういった利用もできるので、システム手帳は便利だ。

なぜシステム手帳を再開するのか

効率化のために、数年前にシステム手帳の利用をやめ、多数もっていたバインダーを処分し、リフィルの情報はすべてスマホやPCに移行した。

しかし、今になって、それはまちがってたんじゃないかな、と。

たとえるなら、魚釣りが好きなのに、魚を効率的に獲ろうとするあまり、釣り竿を捨てて網を仕掛けてる、みたいな。なんなら、海に行くことさえ非効率だからスーパーで魚買えばいいじゃない、みたいな。

でも、海で釣り糸垂らすことが好きだったのに、なんかおかしくない? と。

それに気づいたのが、この本。

▲システム手帳好きにはたまらない1冊だ。

文房具店のシステム手帳コーナーの縮小ぶりからすると、この本の対象者はそれほど多くないはずだが、時代に逆行してこんな本だしてくれるのはうれしい限り。

この本に、ファイロファックスのユーザーが紹介されていて、その酷使されたウィンチェスターのカッコいいことといったら!

あまりにカッコいいので、システム手帳の再開を決断してしまった。

まずは極限まで薄いルフトが、分厚くなるまでつかいこんでみよう。

とはいえ、時間やタスク管理、メモや思考の整理にはB5やA3ノートをこれまでと同様につかっていくので、ルフトの出番はそれほど多くはない。

リフィルが蓄積し、ローファーの30mmリングからあふれるまでは、長い時間かかるだろう。

▲ルフトの実物を見るために調べておどろいたのは、ノックスブレインの製品を手に取れるショップがとても減っていること。

おもしろいシステム手帳なので、ぜひ手にとってみてほしい。

ノックスブレインの製品を置いている店舗一覧は以下に。

ノックスブレイン取扱い店舗リスト|ノックスブレイン公式

おしまい。