男の4人に1人は生涯未婚 結婚はコスパが悪いから? いや結婚ほどコスパがいいことはないぜ! という話

生涯未婚率が男性は23%となったそうです。男の4人に1人は、孤独老人の候補者ということでしょうか。すさまじい未来が到来するな、という予感がします。

「結婚はコスパが悪い」というのが最近の若年層の価値観らしいですね。これが未婚率の増加に拍車をかけているのでしょうか。

とんでもない! 結婚、そして家族作りほどコスパがいい行為はありません。だから人生をかけて結婚して家族を作りましょう。

しかし往々にして、それに気づくころには手遅れなんですけど。ワタシみたいに。

コンビニのレジで買いものをしないお年寄りとケンカした

生涯未婚率、男性23%・女性14% 過去最高 | Yahoo!ニュース

50歳までに一度も結婚したことがない人が、2015年に男性で4人に1人、女性で7人に1人いたというニュースです。

ここから予測できるのは、孤独老人が増えるんだろうな、と。もう、いやというほど激増するんだろうなあと。というかワタシもその候補者まっしぐらなんですが。

今でさえ、孤独老人が増えてるよなー、という実感があるのに、大変なことです。

行きつけのコンビニのレジ前にいつも陣取って、店員の女性に話しかけていたおじいさん。買いものしてるわけではないのです。いつ行ってもいたので、ヒマだったんでしょうね。

ある日、急いでいたので強引に横から割り込んだらトラブりかけて「なんだよじじいここはおまえのデイサービスじゃないんだよ」という趣旨をていねいに述べたことがありました。めっちゃ怒ってたけど。

こういった、高齢者がなんらかの受付業務の女性にデイサービス的ななにかを求める、という光景はよく目にします。

スーパーの試食コーナーで。本屋で。100円ショップで。市役所で。警察の窓口でさえ、そういう高齢者に遭遇したことがあります。

孤独ほど怖いものはない 仲間や家族がいてこそ孤独は価値がある

なぜ、高齢者は受付業務の女性にコミュニケーションをはかるのか。

さみしい、からです。みんな、孤独なのです。孤独でヒマなので、手軽にコミュニケーションをはかれるコンビニやスーパーのレジ店員と話をしたくてしかたがないのです。

孤独、というのは耐えがたい恐怖です。人間は、社会性によって人間であるわけで、孤独に耐えるようにはできていません。

孤独である時間は必要ですが、仲間や家族がいてこそ、孤独の時間は価値があります。

そして、孤独のさみしさがいやなので、みな家族を作っているのです。

「孤独を防ぐ装置」としての家族

家族とはやはりいいものです。

いえ、全世界のすべての家族が幸福で満たされている、などという妄想は抱いていませんよ。

不幸の原因もまた、その多くは家族から発生しています。

それでもやはり、孤独は耐えがたいので、みな家族をつくってよりそうのです。

家族を運営していく。それはもう、大変な重労働です。子どもでもできたらなおさら。

たしかにコスパ悪いような気もしますが、では他に人生を費やしてやるようなことがあるでしょうか。

人間にとって、孤独がもっとも忌み嫌うものであるなら、「孤独を防ぐ装置」としては、結婚そして家族はコスパがいいとはいえないでしょうか。

今の若年層は仲間意識が強いそうで、仲間をなによりも大切にするそうですが、「仲間」は「家族」の代替とはなりません。

はじめに引用した記事の統計からすれば、仲間の4人のうち3人は結婚して家族をもうけ、仲間の輪から抜けていきます。仲間よりも家族の絆のほうがはるかに強いからです。

では、残った4分の1同士でまた仲間を作ればいい? いや、仲間作りはそうそう都合よくいくものではありません。

特に、男性は仲間作りがヘタです。先に挙げた孤独老人の事例は、みな男でした。そうやって気づいたときには手遅れで、さみしい孤独老人がふえていくわけです。

おっさんになってから気づいても手遅れの感がありますし、手遅れのお年寄りがこれからもぐんぐん増加していくわけですが、なんとか生きていきましょう。

おしまい。