手帳術とノート術

夢をかなえるシステム手帳の続けかた 書いて見返せば10年後には夢がかなう!?

システム手帳を再開した。

社会人になってから使い続けてきたシステム手帳。スマホやクラウドの普及で数年前につかうのをやめ、バインダーやリフィルは大半を処分してしまった。

しかしここ数年、なんだかしっくりこない状況で、結局は能率手帳ゴールドやトラベラーズノートといった紙の手帳に回帰しており、だったらやっぱりシステム手帳がいいんじゃないか、と。

過去の重要なリフィルは写真撮ってOneNoteにつっこんであるが、今見返すと書いてあることが実現していて、おどろく。収入増やしたいとか、起業して自由に生きたいとか、パートナーを得てもう一度家族作りに挑戦したいとか。

目標を紙に書いて、日々見返し、そこへ到達する道を進み続ける。夢をかなえるには、それしかないようだ。

ここでは、これまでの経験をもとに、システム手帳の続けかたと、どうやれば夢がかなうのかを、まとめてみよう。

1冊の手帳ですべてをこなそうとしない

1冊のシステム手帳ですべてをこなそう、というのはロマンがあっていいが、あんまり気合い入れると挫折しやすいので柔軟にいこう。

システム手帳は、実はけっこう書きにくい。持ち運びやすさ、手帳としてのまとまり、アクセサリーの多さなどから、末永く愛用するにはバイブルサイズがおすすめだが、リフィルは微妙に幅が狭く、リングの存在もあり、決して書きやすいものではない。

薄い大学ノートなど、書きやすいノートと併用し、なれてきたらシステム手帳の比重を増やしていく、というのがいいだろう。

ほくは、B5のキャンパスノートと、バイブルサイズのシステム手帳を併用している。

大きさがまったくちがうノートを併用しよう

たとえば、バイブルサイズのシステム手帳と併用するのに、モレスキンや野帳やトラベラーズノートなど、大きさが似かよったノートを選ぶのはおすすめしない。

役割がかぶるので、どちらを手に取るか迷い、結局は書きやすいモレスキンや野帳をつかうようになり、システム手帳がお蔵入りしてしまうからだ。

併用するのは大きさがまったくちがうノートにして、役割を明確に分けるのがコツだ。

ぼくは、時間やタスクの管理、なぐり書きで思考を拡げたりまとめたりするときはB5ノートをつかい、そのまとめをシステム手帳に作る、という併用をしている。

システム手帳ははじめは薄く 時間とともに厚く育てよう

「一冊の手帳で夢は必ずかなう」の著者の熊谷氏は、「手帳の『厚さ』は『熱さ』」と述べていますが、いきなりヘビー級のバインダーを入手するのは挫折のもとだ。

はじめは、薄いバインダーから、システム手帳を育てよう。熊谷氏だって、最初は小さくて薄い「システムダイアリー」のユーザーで、リフィルが増えてきたのでバイブルサイズに乗りかえた、と述べている。

リングのサイズでいうと、11から16mmあたり。もっと薄くて8mmというリングもあるが、リフィルを痛めやすく、めくりにくい。

オススメは、ノックスブレインのルフト。

▲ぼくもシステム手帳を再開するにあたり、ルフトを入手した。

システム手帳を再びつかうために驚異的な薄さのバインダー「ルフト」を買った|KOKOSAKI

システム手帳のリングのかみ合わせ調整とレザーのメンテナンスについて|KOKOSAKI

▲関連記事。

▲ルフトは、システム手帳としては驚異的な軽さと薄さで、綴じ手帳に近い感覚でつかえる。これに、バインデックスのレフト式のリフィルをセットすれば、「能率手帳ゴールドもどき」を作ることもできる。

薄い手帳で魂と情念のこもったリフィルを少しずつ増やし、厚く育てていこう。

手帳の管理に時間を割く

手帳とは、所有するだけでなにかが変わるものではない。書いて、見返して、行動を変化させなければならない。

「こうなりたい」という夢と、「今はこうだ」という現実を認識し、そのギャップを少しずつ埋めていく。それが、夢をかなえるということ。そのための、書いて、見返すツールがシステム手帳だ。

書いて見返すには時間がかかる。ぼくは、システム手帳やノートに行動を記録したり、見返したり、書いて思考を拡げたりまとめたりしている時間を合計すると、1日に60分程度か。電話のメモや、それを見返してタスク作成しているのも含めると、もっと時間は増えるはず。

得られるリターンを考えると、毎日60分の投資は効果がある。もっと時間を増やしていいかもしれない。

効率化を求めすぎない

システム手帳を常に持ち歩き、書いて見返すというのは、一見効率的ではない。なにをやるにしても、もはやスマホのほうが時短できる。

しかし、それは本当に効率的なのか、という疑問もある。手書きのメモだと、たとえ10年前でも、昨日のことのようにそれを書いたときのことを思い出すことができる。希望や喜び、挫折や苦痛といった情念が、筆跡に残っているからだ。

いっぽうで、スマホやPCで残した記録は、そういった情報が欠落している。スマホにはカメラという強力な武器が備わっているが、それでも「筆跡」の膨大な情報量を上回ることはできない。

10年前の筆跡の効果を体感するには、10年前の筆跡が必要だ。システム手帳は、10年前のリフィルでも、今日書いたリフィルと混在させることができるのが魅力だ。そういう意味では、システム手帳の本当の効果は、1年や2年ではわからないのかもしれない。

はじめは、効率化を求めすぎず、趣味として気軽に使いはじめてみよう。

システムにとらわれすぎない

システム手帳、という名前の通り、バインダーとリフィルの組み合わせで情報管理のシステムが組めるのがシステム手帳の特長だ。

しかし、これにハマりすぎると挫折のもと。ほどほどにしておこう。

たとえば、リフィルは一枚の紙なので、カードとしてもつかえる。ならば、カードによる情報処理と、システム手帳を組み合わせれば、なんだかすごい情報管理システムが構築できるのではないか、と考えたことがある。

しかし、散々やってみてわかったが、実はカードとシステム手帳を組み合わせる必然性はない。カードはリング穴が必要ないからこそカードなのだ。システム手帳は、リングで綴じた冊子であることに、意味がある。

システム、という名前にとらわれず、紙を入れ替えできる手帳、ぐらいの認識で、まずはシステム手帳をつかいはじめてみよう。長くつかいこむうちに、自分なりのシステムができあがっていくはずだ。

システム手帳はゆっくりと育っていくツール

システム手帳は、つかいはじめたときはそれほど便利なものではない。白紙の紙のたばでしかないから、当然だ。

そこを自分の筆跡で満たし、少なくとも数年は使いつづけ、分厚くなってきたら、そのときはもう手放せない相棒となっている。

なにごとも変化が早く、スマホは1年で旧機種となってしまう時代。システム手帳のような、ゆっくりと変化していくツールが、ひとつぐらい手元にあってもいい。

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おしまい。

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