フライパンでローストポークを作る 安いブロック肉をうまく焼くコツはこれだ

ブロック肉をうまく料理するレシピを研究している。今回は、豚のブロック肉をつかったローストポークを。

完成図はこのとおり。

▲うまそう! 高タンパク、低脂肪でダイエットにもぴったり。

肉は、薄切りよりもかたまりを食らいたい。薄切り肉は手軽だが、肉のうまみをぞんぶんに味わえない。

かたまり肉は一見、料理がむずかしそうだが、意外に簡単。フライパンで簡単に作ることができる。

安い豚ももブロック肉に下味をつけ室温で放置する

▲今回は豚もも肉のブロックをつかう。脂肪が少し多いので、カットしとこう。

100グラム当たり158円が、見切り半額で79円に。もも肉は安いし、赤身で高タンパク質でダイエットにもいいのでうれしい。

肩ロース肉でもローストポークを作れるが、脂肪が多いのでもも肉がいちばんかな。

▲焼くまえに下ごしらえを。

肉の重量は上が400グラム、下が370グラム。

赤ワイン50CC、塩小さじ2、こしょう、バジル、チューブしょうがとにんにくで味付け。

▲バットにならべた肉に調味料をかける。

▲にんにくとしょうがは3〜4センチぐらい。

▲よくもみこんで、なじませよう。

100円ショップの使い捨ての手袋をすれば手が汚れないので便利だ。

できたらラップをかけて2時間、室温で放置する。

▲2時間後。よくつかっている。

なぜ室温で放置するのか、というと。

▲肉は、できるだけなだらかな温度変化で調理したほうが、うまく焼けるから。

だから室温で置いてから、火にかける

冷えた肉を急に火にかけると、温度変化が急激すぎて、うまみが逃げてかたくなってしまうのだ。

フライパンで弱火でじっくりとローストする

▲愛用の「岩鋳」のフライパンで焼きます。油はひかない。

もう何度も書いてるが、このフライパンは本当におすすめ。

南部鉄器、つまり鋳鉄なので鉄が厚い。そのため、熱が均一にまわり、保温性が高く、肉がとてもうまく焼ける。

▲弱火でじっくり焼いていく。

▲フタをする。このまま20分。5分もすると、キッチンに食欲を刺激する香りがただよいます。

▲キッチンタイマーをしかけておけば焼きすぎを防げる。

余分な水分を捨ててさらにじっくりと焼く

▲20分たった。

▲水分が出ている。これはうまい肉汁ではなく、肉から出た余分な水分なので捨てる。

▲裏返し。

▲左の肉、トングでつかんだら水分が出てきた。

▲この時点では、まだ余分な水分が抜けきっていないのだ。

この水分はくさみになるので、これを出し切り、うまみがつまった肉汁は閉じ込める、というのが理想的なブロック肉の調理方法だ。

▲ふたたびフタをして15分ローストする。

15分たったら、火を止めて1時間ほど放置し、余熱で肉の芯まで火を通す。

余熱で中まで火をとおし、冷ましてうまみを閉じこめる

ブロック肉は大きいので、中まで火が通りにくく、火を付けたまま加熱すると、焼きすぎで肉が固くなるから、余熱をうまく利用しよう。

また、焼きたての肉をすぐに切ると、うまみの元である肉汁が流れ出てしまう。

1時間放置すれば、余熱で肉の中まで火を通しつつ、ゆっくりと冷ますことができ、肉汁を肉の中にとじこめることができるわけだ。

▲1時間放置したら、スライスする。きれいに火が通っている。

▲肉汁も流れ出ない。

うすくスライスすると、口当たりがふわっとやわらかくなります。

▲容器に入れておけば、数日はごはんのおかずと、タンパク質の補給に困らない。

▲もりつけてみた。

奥の白い肉は、ゆでた鶏胸肉だ。

鶏胸肉は安いし、高タンパク低脂質だし、すぐれた食材なんだけど、あまりうまくないのですぐに飽きる。

こうやって他の肉といっしょに食べることで、なんとか続けている。

豚肉にあう調味料は「孤独のグルメ」が教えてくれた

▲今回のレシピだと、塩味はかなり薄い。

スライス後に塩をふってもいいが、オススメの味付けはブルドッグ中濃ソースとチューブからし。

豚肉にからしはとてもあう。

これは、「孤独のグルメ」第一話で教わった。

主人公の五郎が食べた豚肉いためライスに「不思議な練りからし」というコメントがあるが、からしは豚肉のくさみを消してくれる。そういえば、豚カツにはからしがつきものだ。

▲ということで、安いももブロック肉でうまいローストポークを作ってみよう。

おしまい。

▲南部鉄器のフライパン。料理がうまくなる。とても重いので注意しよう。

▲オススメのターナー。100円ショップとはできがちがう。

▲料理における火のつかいかた、包丁のつかいかたはこの本で学ぼう。

▲孤独のグルメ、好きな話は第一話。

▲孤独のグルメ、第二巻はこのまえ読んだ。少しパワーダウンしているか。