「時間」を理解しない経営者がヒトを殺す あるいはヒト モノ カネの経営3資源について

Twitterで、おもしろいツイートを見つけた。

戦いに勝つには、ヒトモノカネというリソースを投入しなければならない。そこを省いて勝とうとはおこがましい。

特に「ヒト、モノ、カネ」の経営3資源から、「時間」を独立させているのは危険だ。

経営3資源から「時間」を分ける経営者の愚

時間は、「ヒト、モノ、カネ」と併記する要素ではない。

ヒト=時間だから。時間だけなら、ヒトが帰った無人の職場で流れ続けてるよ。

ヒト=時間、ということに考えがおよばない。つまり、ヒトは時間を消費して生きている、という本質を経営者が理解していない。だから、長時間労働やサービス残業を、従業員に強要することに、さして抵抗はない。

悪意なく、サービス残業を強要し、時間を搾取する。従業員は消耗して、消耗が極限まで行くと、死んでしまう。

悪意なく悪事を行う経営者は、最もたちが悪い。

生きるということは、時間を消費すること。そこを搾取すると、ヒトは簡単に死ぬ。

ぼくの周囲にも、そんな会社組織のせいでカラダをこわしたり、死んでしまった人が何人かいる。

兵站をなんとかするのが経営者の仕事だ

「ヒト、モノ、カネ」という経営3資源、これは戦争でいうなら「兵站」といえる。「戦略」を描く際には、その兵站がおよぶ範囲でなければならない。

戦略は、ある。

しかし、兵站は足りない。現場でなんとかしろ。

先の大戦で多数の将兵を死なせた「インパール作戦」みたい。

兵站、つまり経営3資源の不足は、現場に解決させようとしてはならない。

ヒトがいない。モノがない。カネがない。

現場から上がってくるそのような声に、耳を傾け、解決するのが経営者の仕事だ。

現場の声を封じ込めて静かになったら安心ですか?

現場の声を全身で聴き、その解決に全力を投入する。経営者の仕事はまさにそれだ。兵站の不足を解決すれば、戦略は大きく動く。

しかしながら、上記引用ツイートのような張り紙をしてしまうと、従業員の声を封じ込めてしまうこととなる。

経営者としては、現場の「不満」がなくなり、静かになって快適だろうか。前線からの報告が途絶えて、不安じゃない?

そんな会社組織で大事な時間を搾取されている従業員の方も、不安じゃない?

人手不足なんだから賃金は上がるし、雇用環境が悪い企業からは抜け出しやすくなる。

つまり「雇用環境が改善している」ということ。

悪意なく人を殺してしまうブラック企業など、滅んでしまえばいい。