アウトライナーで1日のタスク+マニュアルを作れば何も考えなくても人生がうまくいく

名著「仕事は楽しいかね」でマックスは、

人生とは、くだらないことが一つまた一つと続いていくのではない。一つのくだらないことが〈何度も〉繰り返されていくのだよ。

と述べた。

ならば、何度も繰り返されるくだらないことは、せめて何も考えなくても処理できるようにしたい。それには、アウトライナーで作ったタスクリストがメチャ役立つ。

タスクリスト+詳細なマニュアルを書き続けた結果

タスクリスト。いや、単なるタスクリストではない。

タスクに加え、それを見れば、誰でもオレの代わりにオレをやれるぐらい、詳細なマニュアルを書いている。

この「タスクリスト+マニュアル」とでも呼ぶべきものを書き、日々参照し、タスクをこなし、改善を加える。

それを、毎日毎日、2年ほど続けてきた。

すると、心配ごとが減り、安眠でき、収入がアップした。つまり、人生がうまくいっている、といってよいだろう。

アウトライナーの命ずるままにタスクをクリアしていく

▲ざっくりした1日の流れはシステム手帳で管理しているが、

▲ 詳細なタスクはOmni Outlinerで管理している。

▲朝起きたら、まずやること。手帳に体重と睡眠時間を記入し、瞑想し、骨盤職人で全身をほぐし、天気予報を確認する。

▲その次はこれ。

こうやって、1日がすぎていく。

考えないために必死に考えてマニュアルを作る

このタスクリスト+マニュアルは、細心の注意を払って作っている。

なにをやるか、やらないか。

順番はこれでいいのか。

やり方に迷ったら、次から迷わないよう、やり方をいちいち書いておく。やり方が変われば、書き換える。

やるべきタスクはできるだけルーチンにしてマニュアル化し、なにも考えずに実行できるようにするのが理想だ。

そのために、必死に知恵を絞り、マニュアルを作っている。

「天気予報を確認する」というタスクを怠るとくだらないことが増えていく

なぜそんなことをするのか。

たとえば、起きてすぐのタイミングに、「天気予報を確認するタスク」がある。

天気がこのあとどうなるのか、知っておくことは重要だ。出かけるときに雨が降ることがあらかじめわかっているのと、知らずに出先で雨に降られるのとでは、大きな違いがある。

天気予報を把握していれば、今週は雨が多いから外出を減らそう、という計画を立てることもできる。天気を知ることは、QOLに大いに影響する。

しかし、それほど大事な天気予報を、見るのを忘れてしまう。出先で何度雨に降られても、天気予報を見ない。

どうすれば必ず毎朝、天気予報を確認できるか。

考えに考えた結果、タスクリストに書くようにした。すると、毎日見るようになった。

天気予報を見るために朝はテレビをつけておく、という方法もあるが、時間効率が悪いしノイズが多すぎる。iPhoneなら、週間予報も含めて20秒程度で確認できる。

毎朝天気予報を確認するなんて、まさにマックスの言う「何度も繰り返されるくだらないこと」なんだが、それを面倒がってさけていると、出先で雨に降られるという、さらに「くだらないこと」が増えていく。

なぜアウトライナーなの? タスク管理アプリでよくない?

天気予報を確認する程度の簡単なタスクなら、習慣になれば覚えられるかもしれないが、簡単なことも複数になると複雑になる。だから明文化して管理する。

タスクを管理する手法やアプリはさまざまあるが、アウトライナーは、タスク管理のために作られたアプリではない。

タスク管理のための枠組みやフォーマットはない。

リマインダー。繰り返し機能。そういった、タスク管理アプリに求められる便利な機能はない。白紙から、タスク+マニュアルを書き出さなければならない。

なのになぜあえてアウトライナーをつかうのか。

マニュアルを書き加え、編集するためだ。アウトライナーはテキストを構造化して編集できるので、タスクを書いて、マニュアルを書いて、階層化して、順番変えて、ということが自在にできる。

マニュアルは、同じことを何度も考えることを防ぐために、書く。一度迷って、考えたことを、将来また繰り返したくない。

経費精算の手順。カード明細書の処理。年末調整や確定申告の方法。そういった「何度も繰り返されるくだらないこと」を、せめて考えずに短時間で完了したいから、書いておく。

将来の自分は、きれいさっぱりそれらをすべてを忘れている。そんな自分向けに詳細なマニュアルを書かなくてはならない。

天気予報ならまだしも、業務関連だとけっこうな長文となる。何度も書き換える。やり方も変わっていく。完成はない。

そのためのアウトライナーだ。

人生即ルーチン ルーチン即人生

Omni OutlinerはMacで常時起動している。

これも常時、机上で開いているシステム手帳でタイムラインを管理しつつ、詳細なタスクはOmni Outlinerのタスクリスト+マニュアルを参照してクリアしていく。

やらなければならないタスクを、いかにルーチンに組み込むか。ルーチンにしてマニュアル化すれば、何度もくり返されるくだらないことを、悩まず、考えず、最短でクリアできるようになる。

これを続けていくと、時間効率が上がる。

考えること、悩むことが減るので、新しいことを考える余裕ができる。

また、一日のケリをつけることができるようになった。

サラリーマン辞めて起業した直後は、起きてから寝るまで必死で仕事しがちで、それでもなお自分が何もしていないような気がして、焦燥感にさいなまれていた。

しかし、タスクリストを作り、マニュアルも書き出し、それをやったか、あるいはやれなかったかを手帳に記録すると、晩には今日一日のケリをつけることができるようになった。

満足しているわけではない。後悔も山ほどある。しかし、今日はこれだけやった、ここまでだ、というケリをつけなければ、明日に進めないのだ。

OmniOutliner 5

無料
(2017.11.30時点)
posted with ポチレバ

▲MacのOmni Outlinerはバージョンが5になった。

エッセンシャル版なら買い切りで1200円。Omni にしてはずいぶん安い。

バージョン4を使用中だが、ファイル形式が変わってiCloudで同期できるそうなので、あとでアップグレードしてみる。

OmniOutliner 2

3,600円
(2017.11.30時点)
posted with ポチレバ

▲iOS版はバージョン2のまま。Mac版バージョン5とはフツーに同期できるそうな。

3600円と高いが、iPhoneとiPadで使い倒しているので元はとったか。

▲「仕事は楽しいかね?」。なんだかすごいこと書いてある気がして、読後は「いい本やわ〜」感がすごいが、実際は禅問答のようで何書いてるかよくわかんない。

でもタスクリスト作成に執念を燃やしていると、思い当たるフシがあって、また再読してみたい。

【関連記事】「仕事は楽しいかね?」を再読し、マックスの三つのリストを運用してみることにした|ここはまかせろ先に行け

おしまい。