機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096を観たので感想を書いておく

40度ぐらいの熱が出てしばらく寝込んでおり、ヒマだったのでユニコーンガンダムを観たらおもしろかったので感想書いておく。

なお「機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096」というオリジナルのOVAをテレビ向けに編集したバージョンを観たのだが、ラストバトルのようすや、いちばん大事なアレをエンディングで流してしまうというものすごいネタバレしてしまっているので、観るならOVAがいいかも。

でもアマゾンプライムだとRE:0096はフリー、OVA版は有料なのよね……

ガンダムパクって脱走したアムロみたいな屈折がほしかった

バナージがいきなり、苦も無くユニコーンガンダムを操ってしまうので拍子抜け。

えっ!? 強敵っぽいそいつをいきなり撃退するわけ?

そんなに簡単にデストロイモードになるわけ?

ファーストガンダムを踏襲するなら、やむなく巻き込まれた戦争の中でモビルスーツの性能に助けられながら少年が成長していく、というアムロの物語こそを踏襲しなければならないのではないか。

バナージは最初から成熟してしまっていて、強化人間であるマリーダ+手下とのストリートファイトに勝ってしまうし、伸び代がない。ガンダムパクって脱走したアムロみたいな屈折したところがない。

バナージとジンネマンのふれ合いは、ランバ・ラルとアムロ的な、オッサンに小僧呼ばわりされて悔しがる少年の成長の物語を描けたはずなのに、バナージはそもそも勝ち負けを超越しているところがあるので、そういったことも起こらない。なんつーもったいない。

みんな優しすぎるから戦争しないほうがよくない?

「機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096」に登場するオッサンたちはみんな優しい。ジンネマンとか優しすぎない? オットーも。

ブライトもこんな優しかったっけ? パイロットを殴りつけてガンダムに乗せるとかしない。めっさ優しく励ます。

つーか、もうみんな戦争やめたら? というぐらい優しい。

バナージもミネバも聞き分けがいいできのいい子どもなので、大人たちが優しく接しているだけでズンズンとストーリーが展開していく。

屈折してこじらせるから物語はおもしろい

優しくまっすぐな人たちを敵に回し、ラプラスの箱を奪い合うのが屈折してこじらせまくった男であるシャアの再来、フル・フロンタル。

フロンタル、自信満々でブチ上げた「サイド共栄圏」を一瞬でミネバにダメ出しされかわいそう。

地球に隕石を落とそうとするシャアのやり方はちょっとアレだが、アースノイドとスペースノイドの確執を現実的なところでなんとかするならサイド共栄圏はなかなかいい妥協案ではないかと思うが、なぜかみんな反対する。

もうひとり、こじらせかけた男リディがいて、物語がおもしろくなっていく。しかしリディ、育ちがいいからかすぐにこじらせは治ってしまって、盛り上がりが今ひとつ。

巨大モビルアーマーは役に立たないことを学ばないジオンの人

バナージとフロンタルの最終決戦。シャンブロもそうなんだが、というかビグザムとかビグロとかもそうなんだが、巨大モビルアーマーはあんまり役に立たない、というのをジオンの人はなぜか学ばない。

で、ファースト世代が「ウオオオ!」となるアレが流れて物語は終結へ。

ウオオオ! の興奮が切れると、そもそもあの決着なに? フロンタルって誰? とかいろいろ疑問が湧くので、そこはググって調べよう。

限られた尺にいろいろつめこまなければならないからか、説明不足が目立つ。

あるいは視聴者に想像する余地を残してくれいてるのか。

さて次はオリジン観ようかな。

▲ユニコーンに登場したカッコいいモビルスーツその1。バウ。敵前で合体する意味はあるのか

▲ユニコーンに登場したカッコいいモビルスーツその2。まさかジュアッグ。自分がパイロットで「はいキミの担当ジュアッグね」と上官に言われたら喜ぶ

▲ユニコーンに登場したカッコいいモビルスーツその3。バイアラン・カスタム。めっさ活躍してたね

おしまい